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デジタルトランスフォーメーション(DX)とは一体何!?DXを実現させるM&Aについて

近年では様々なところでデジタル化が図られており、Aiなどの最新技術の活用、最新の通信技術を活用することでビジネスでは大きな変革が得られると言われております。ひいてはデジタルなど最新技術を活用しない企業では約77%の企業が業績低下に陥る可能性があるという調査結果も存在するほどです。

今後ますますデジタル化が加速する世の中において、注目されているのが『デジタルトランスフォーメーション(DX)』という言葉です。もはやビジネスにおいてデジタル化およびデジタルトランスフォーメーションとは軽視できないものでありますが、その意味について明確に理解している方はすくないのではないでしょうか。

本記事では、デジタルトランスフォーメーションの基礎知識について、そしてデジタル化をすることでビジネスで生き残っていくすべがあるならばどのような方法があるのかということについて解説していきたいと思います。

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デジタルトランスフォーメーション(DX)とは

そもそも、デジタルトランスフォーメーション(DX)とはなんなのかという言葉のおさらいから始めますと、DXとは、情報技術の普及・浸透によって組織や社会を変革し人々の生活をより良いものにする』というものです。

要は、生活を豊かにするための社会のデジタル化とお考えいただければ分かりやすいでしょうか。

とはいえ、ただこれまでのアナログをデジタルに置き換えることが『DX』ではなく、『デジタルによって変革を起す』ということが『DX』になりますので、ここでは『変革』、すなわち『常識を覆すようなこと』を実現するということが肝になります。

ビジネスシーンにおけるDXの定義について

大枠で言いますとDXとは、デジタルを活用することで人々の生活を豊かにするものということでした。

一方でビジネスシーンにおけるDXの定義としては、経済産業省が2018年12月に発表した『デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)』にて、以下のように定義されています。

『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること』

https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf

つまり、『データやデジタル技術を活用して、ビジネスにこれまでの常識を覆すような変革をもたらす』ということです。具体的には、データやデジタル技術の活用をすることで従来なかった製品やサービス、ビジネスモデルを生み出したり、文書をデジタルで管理することによるコスト削減、生産性向上、および働き方改革を実現することができるということなどがあげられるでしょう。ひいては、企業のあり方自体を見直す機会ともなります。

なぜデジタルトランスフォーメーションの略は『DX』なのか

デジタルトランスフォーメーションとは、英語の綴りでは『Digital Transformation』ですので、『DT』では?と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、デジタルトランスフォーメーションでは『DT』とは略さずに『DX』と略します。

それは、『X』が英語圏において『Trans』の略称として利用されるからです。それ以外にも『X』自体が『交差』や『突き抜け』を表しているようにも取れるからだという意見もあるようです。

そのため、デジタルトランスフォーメーションは『DT』ではなく『DX』と略称されます。

なぜ今DXが注目されているのか

情報通信技術やAiをはじめ、デジタル技術の進化が著しくなっているわけですが、それに伴い、あらゆる業種で新規事業への参入や新たなビジネスモデルの展開などがおこなわれ始めています。

最新技術の導入は費用がかかりますし、できれば既存のシステムでまかないたいと考えている方も多い中、どうして現在DXが注目されているのか、必要されているのかといいますと、既存のシステムを維持した場合は、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性があると指摘されているからです。

これも、ただ単に不安をあおっているわけでなく、2018年9月に経済産業省が発表した「DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」において、2020年にWindows7のサポート終了、2025年にはSAP社のERPもサポートを終了することから、前述のようなリスクが考えられると言われています。

更に、近年では少子高齢化が社会問題の1つとされており、企業において労働人口の減少や人手不足なども深刻な問題となってきています。人手が足りなければ人材を補うか、業務を効率化するしかありません。そこで、最新のデジタル技術、テクノロジーを利用して業務を効率化することが推進されているという側面もあります。

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このようなことから、DXが必要であり、注目されているということです。

DXの推進における企業の課題について

とはいえDXの推進においては、企業への課題もあります。それは、『どのようにビジネスを変革していくのかプロセスを描く必要がある』ということです。

Aiなどのテクノロジーの導入にしろ、情報通信システムの導入にしろ、導入することがDXではありません。導入したうえで、企業やビジネスをどのように変革させるのかということが重要です。

更には、最新テクノロジー等を導入するにあたって、プロフェッショナルな人材が必要であったり、自社の経営戦略を考察することができる人材が必要になってきます。

曖昧な計画ではなくて、経営者等を巻き込んだ入念な経営戦略やプロセスを構築するということがDXを推進するにあたっての課題であると言えるでしょう。

企業のDXの実現においてM&Aが注目されている理由

ただ、実際はデジタルトランスフォーメーションの必要性に対する認識は高まっているものの、具体的な方向性に関してはまだまだ模索中という企業も多く、更には最新テクノロジーを導入したところで活用方法が分からないというケースもあります。

考えてみれば確かに、今まで自社に存在しなかったものを突然取り入れるということですので突然の変化にはすぐについていけなくて当然です。

そこでDXの実現において注目されているのがM&Aです。M&Aとは、簡単に言いますと企業の買収や合併を指すもので、新規事業に参入したい場合、優秀な人材を確保したり、ノウハウを得たりしたい場合に実施されます。

ここからは、企業のDXにおいてM&Aが注目される理由について解説していきましょう。

新しい技術を他社から取り込むことができる

DXの実現においてM&Aが注目される理由の1つは、『新しい技術を他社から取り込むことができる』という点です。

特に何十年も同じ体制で経営を行っている企業にとっては、デジタル技術を取り入れること自体を懸念している企業もあります。

しかし、M&Aを行うことで自社にはない新たな技術を取り入れることができ、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することができるようになります。

最新技術に関する知識を取り入れることができる

M&Aでは、技術そのものだけでなく、その技術に対する知識も取り入れることができます。仮に新しい技術を自社独自に導入したとしても、最新技術に関するプロフェッショナルな人材がいなければ最新技術をうまく活用することはできません。最新技術を導入するだけではDXを実現することはできませんので、M&Aを行うことによって、その道のプロフェッショナルな人材も同時に取り入れるということができるようになるわけです。

M&Aで優秀な人材を確保することで新規事業への早期参入も期待できるでしょう。

早期にDXを成功させることができる

このように、自社以外の他社から、すでに確立されたデジタル技術とそれに付随する知識ある人材を取り入れることで、早期にDXを成功させることができます。デジタル技術を取り入れる際は、道具としてのITを極めなければなりません。

というのも、

・どのタブレット端末がコストパフォーマンスが良いのか

・どのソフトウェアが最適か

・どのツールをつかえば開発の生産性を高められるか

など、これから行おうとしている作戦にふさわしい最適な手段を見極める必要があるのです。

その点、M&Aそれらを見極めるために必要な知識等を人材を確保できれば、DXを成功さるための実験期間やプロセスの構築期間が短縮でき、結果的に早期にDXを成功させることができるでしょう。

上記のような理由から、DXの実現においてM&Aが注目されているといえます。

M&Aでデジタル技術を取り込むときの注意点

とはいえ、M&Aで他社からデジタル技術を取り込むので、DXを推進するにあたってM&Aを行うまでは自社ではデジタル化に関する準備は何も行わなくてよいというわけではありません。

米アクセンチュアが公開した、全世界の企業幹部1100任を対象に実施した調査では『M&Aによって自社にデジタル技術を取り込むならば、自社のデジタル化を進めておく必要がある』と発表しました。

というのもデジタル技術を取り込むために従来型の企業がデジタル企業を買収する事例が急増しているものの、およそ3分の2の企業が買収したデジタル企業を独立経営のままにしていたためです。

従来型の企業にとって、デジタル企業とはまるで文化が違う企業ですが、DXの推進においては買収先のデジタル企業の企業文化の維持をすることや、その上で買収した企業の技術を自社に統合させることが重要になります。

更に、M&Aによって新しい技術を取り込み、自社の事業成長に活用しようとするならば自社のDXもM&Aの実施前に徐々に進めておかなければなりません。それはDXが進んでいれば進んでいるほど、新しい仲間を早期に迎え入れられ、買収の効果も高まるとされているからです。

そのようなことから、M&AでDXの実現、およびデジタル技術の導入を検討している場合は、M&Aの実施前から徐々にDXを進めていく必要があり、M&Aの実施後は早期に買収した企業の技術を自社に統合させることが重要であると言えます。

まとめ

情報通信技術の発展、その他最新テクノロジーの開発によって、今後ますますデジタル化が進んでいくことが予想されます。

目まぐるしく変化するビジネスや顧客ニーズに、早期に対応するためにも、今後は企業の『DX』が鍵になってくると言えるでしょう。そしてDXを実現するために『M&A』を実施して、デジタル企業を買収するというのも1つの手です。

企業のデジタル化を検討している企業様、デジタル化においてM&Aを検討している企業様はDX承継くんのお問合せ窓口からご連絡ください。

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