アーリーリタイア

セミリタイアに失敗!?要因から学ぶ成功の秘訣

経営者の中には、定年を迎える前に退職をして第二の人生を早めから楽しみたいと考えている方もいます。

しかし、現経営者がリタイアをする際、今後も事業を続けるのであれば親族に事業承継をしたり、M&Aを行って第三者に経営を譲渡したりするわけです。そうなると、経営者が若いうちから経営を退くことになりますので、その後の経営が上手くいかなくなってしまったり、人間関係にひずみが生まれてしまったりする可能性もあります。

経営者にとっては気持ちよく経営から退きたいものですよね。本記事ではセミリタイアに失敗してしまう要因をもとに、セミリタイア成功の秘訣について解説してまいります。

セミリタイアをしたい方へ!株主優待の達人、桐谷さんに学ぶリタイア後の資産運用法

セミリタイアとは?

そもそも、セミリタイアとは簡単に言うと定年前に経営者が経営から退くことです。セミリタイアは『セミ(半分)』という言葉から、経営から退いた後、全く働かないわけではなく、アルバイトや投資などで生活費をまかないながら、極力働かない生活のことを指します。

特に新型コロナウイルスの影響でライフワークバランスの見直しが行われるようになってからは、再度『セミリタイア』が注目されることとなりました。

・セミリタイアとアーリーリタイアの違い

セミリタイアと類似の言葉に『アーリーリタイア』がありますが、基本的に早期退職といった意味では変わりはありません。

ただ、リタイア後もアルバイトなど最低限の生活資金調達はおこなうのにたいして、アーリーリタイアの場合は、全く働かないといった点に違いがあります。リタイアするまでに貯めておいた貯金や、投資などによる不労所得、リタイア時にM&Aを行ったときの売却益などで生活をしていくのが一般的です。

セミリタイアに失敗する主な要因

これまでの経営から退いて、第二の人生を楽しめる!とわくわくしがちなセミリタイアですが、実は失敗してしまうと上手く経営から離れられない可能性もあります。

 

まずは、セミリタイアに失敗する主な要因から解説していきましょう。

・資金不足

例えば、親族などに事業承継をして売却益などを得ずにセミリタイアをしてしまった場合は、貯金などが途中で尽きてしまい、最終的にアルバイトなどの最低限の収益では生活していくことができなくなってしまう可能性もあります。

 

また、投資などをして一時的にお金が入ってきて、セミリタイアをした場合も、その後の投資が上手くいかずに結局はセミリタイア失敗に終わるという例もあるようです。

 

・人間関係の悪化

M&Aなどで経営を第三者に譲渡し、経営から退いた場合、従業員から反感を買って、結局は経営していた企業の従業員との人間関係が悪化してしまうといった可能性もあります。

また、早期に仕事をやめてしまうことで家族からの反対されるケースも考えられるでしょう。

 

・孤独感

経営者は比較的色々な業界のその他経営者とのつながりがあるものです。しかし、セミリタイアをし、それが一気になくなってしまうことで、人間関係が希薄になり、孤独感を感じる経営者もいます。

その孤独感に耐えられずに、結局は経営に戻る経営者もいらっしゃるようです。セミリタイアの失敗要因は資金面や人間関係だけでなく、セミリタイアをした経営者本人の精神面もセミリタイアの成功失敗を分ける要因ともなるといえるでしょう。

 

・アルバイトなどに慣れていない

これまで経営者として生きてきた人生では、人の上にたって指示を出すのが日常であったかと思います。しかし、セミリタイア後、アルバイトなどをするのであれば、誰かに指示されて動くようになるわけですよね。

中には、この、『人に指示をされて動く』という感覚を上手く取り戻すことができず、結局はこちらも経営者に戻ってしまうケースもあります。

 

・セミリタイア後のイメージ不足

セミリタイア後はこれまでのライフスタイルと全く真逆の生活になるといっても過言ではありません。

毎月の収入が減るのは当然ですし、これまで就いてきた経営の仕事にもセミリタイア後から全く就くことは亡くなります。そうすると途端に何をすればよいのかわからなくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。

お金の使い方も、日々の生活も、セミリタイア後のイメージを計画しておかなければ、精神的にもダメージを受けかねません。

 

・M&Aの失敗

セミリタイアをするために、M&Aを行う事例は近年増加傾向にあるわけですが、M&Aで譲渡した先の経営者の経営方針が曖昧であれば、会社の経営が傾むく可能性もあり、結局経営に戻らなければならないといったことも考えられます。

その場合、M&A自体が失敗に終わってしまい、結局はセミリタイアにも失敗してしまいます。

・社会的信用を失う可能性も

経営から退き、セミリタイアを行うと、収入が担保されないためにローンが組めなかったり、新しくクレジットカードが作れなくなってしまうなど、社会的な信用を失ってしまう可能性もあります。

例えば、セミリタイア生活を続けていて、住まいを移動しようとしたときにアルバイト生活を行っていたために信用を担保するものがなく、新しく賃貸契約を行うことができなかったということもあるようです。

セミリタイアに成功するためのポイント

長年経営に携わってきた経営者にとってはセミリタイアをして新しい生活を始めることはわくわくすることに違いありません。そして定年より少し前ということは、まだまだ後何年も動き回ることができる年齢でしょう。

是非、セミリタイアをするからには、不安要素を取り除いて成功させたいものです。

ここからは上記にあげた失敗要因をもとに、セミリタイアに成功するためのポイントを解説していきます。

・安定した収入源を確保しておく

まずは、安定した収入源を確保しておくことです。たとえ投資やアフィリエイトなどで成功をしたとしても、一過性のもので次に続かないかもしれません。

セミリタイア後はリタイアする前よりももっと詳しく、生活資金の支出、収入について見える化しておく必要があるといえるでしょう。

どのくらいの貯金があり、どのくらいの収入があり、毎月どのくらい使えるのか、そして、安定した生活を送るためには、最低でもどのくらいの収入が必要なのかなども計算しておく必要があります。

・セミリタイアの目的を明確化する

また、セミリタイアの目的を明確化しておくことも大切です。例えば、『家族と旅行に行きたいから』『家族との時間を大切にしたいから』など、経営から退く理由を明確にしておくことで、孤独感を感じたり、人間の悪化を招いたりする可能性が低くなります。

明確な理由があってセミリタイアをしたという説明が従業員にあるだけで、経営者として、その後の印象を悪くすることは少なくなるはずです。

・セミリタイア後のイメージを明確化する

目的を明確化するというところにつながってきますが、セミリタイア後は何をどうしたいのか、明確にしておかなければ、失敗要因の部分で申し上げたように無一文になってしまったり、ハチャメチャな生活を送ってしまうことになりかねません。

家族の時間を作るにしても、家族と旅行に行くにしても、移住するにしても、その先、どうやって生計をたてて、どう過ごしていきたいのか、明確にすることで、セミリタイア後も素敵な第二の人生を送ることができるでしょう。

・適切な承継者を選ぶ

M&Aや親族内承継で事業承継をし、セミリタイアをする場合は、その後の経営安定しなければ、セミリタイアを成功させることはできません。

特に、M&Aに関しては、これまで一緒に過ごしてきた親族や一緒に働いてきた従業員とはちがい、外部の第三者の人間を経営者に選ぶわけです。

その人物に経営能力があるのか、安定した経営をしていくことができそうなのか、従業員は受け入れてくれそうなのかをしっかりと吟味して、選ぶことが重要です。

まとめ

新型コロナウイルスの影響もあり、働き方やライフワークバランスが見直され始めていることで、経営者に限らず仕事からのセミリタイアを検討されている方は多いでしょう。

ただし、十分な貯蓄がなかったり、セミリタイア後の計画が曖昧であったりすると、結局は精神面や周囲からの信用などを大きく失ってしまうことにもつながりかねません。

セミリタイアをする際は、本記事で解説した成功するための秘訣をポイントに行うようにするときっと成功するはずです。

また、DX承継くんでは、セミリタイアを行う経営者が売り手として登録し、買い手を募集することも可能です!セミリタイアを検討されている方で、M&Aでの事業承継を検討されている方は是非DX承継くんのお問い合わせ窓口までお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

おすすめの記事