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セミリタイアをしたい方へ!株主優待の達人、桐谷さんに学ぶリタイア後の資産運用法

セミリタイアとは、定年を迎える前に経営や職務から退くことです。近年ではWebの著しい発展もあり、40代前後でサラリーマンをやめてブログや資産運用、不動産等で所得を得て生活をする方も増えてきました。

とはいえ、セミリタイアをするためには当然ながら今後の生活に必要な資金を確保しておくことはもちろん、収入源に関しても見当をつけておかなければなりません。

そこで本記事では、株主優待の達人桐谷広人さんの資産運用法を参考にしながら、セミリタイアをしたい方へおすすめの、リタイア後の資産運用方法について解説してまいります。

セミリタイアに失敗!?要因から学ぶ成功の秘訣

セミリタイアに必要な貯金額

『仕事を辞めて不労所得を得たい』ですとか、漠然と『資産運用をして行きたい』と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に、会社を経営している方であれば、定年前にM&Aなどで経営を引き継いで、第二の人生を楽しみたいとお考えの方も多いでしょう。

しかし、当然ながらリタイア後これまで会社からいただいていた所定のお給料はなくなってしまうわけです。そのため、リタイアをする前に今後の生活資金について、

①どのように所得を得ていくのか

②現状の貯金はどの位あるのか

③貯金でどのくらい暮らせるのか

を考えておかなければなりません。

セミリタイア時に受け取れる資金

セミリタイアと1口にいっても、経営者のリタイアと、サラリーマンのリタイアではリタイア時に受け取れる資金に差があります。経営者であれば、M&Aなどを実施し、会社や事業を売却し経営を第三者に引き継ぐことで、多額の売却益を得ることができるわけです。

しかし、サラリーマンの場合は、おそらく退職金のみとなるでしょう。中には退職金制度のない企業もあるかもしれませんのでリタイア前に確認しておくとトラブルを防ぐことができます。

なお、経営を引き継ぐときに得られる資金は、数百万円から数億円と相場の幅が広いですが、事業内容やM&Aの手法によって変化がありますので、専門家への確認や相談を行うことが重要です。

セミリタイアに必要な貯金相場

また、セミリタイア時に必要な貯金額に関しては、その後どのような生活スタイルで、かつ安定した資金が得られるまでにどのくらいの期間が必要なのかによります。不動産等がすでに手に入っているのであれば、これまで通りの生活で問題ない可能性もありますし、資産運用がある程度軌道に乗っている場合は、貯金額に関係なく、これまで通りの生活をおることもできるでしょう。

しかし、そのような基盤がない状態であれば、投資をするための資金が必要ですし、それらの資金とは別に生活のための資金も必要になります。

生活資金と合わせて投資資金が月にどのくらい必要なのかを計算しておくとそれぞれの貯金相場を割り出すことができます。

セミリタイア後の資金運用法

セミリタイアをした後も生活をしていくためには、当然ながら資金が必要です。そこでセミリタイア生活を目前にされた方が気になる言葉として、『資産形成法』や『資産運用』ではないでしょうか。これら二つの言葉は似ておりますが、資産形成はその名の通り、資産を生み出す方法、資産を育てていく事全般をさします。そして資産運用はある程度の資産ができたうえでそれを運用していくことです。つまり、資産運用は資産形成の一部であるということです。

 

特に、セミリタイア後は不労所得に近い生活を送りたいとお考えの方も多いでしょうから、ここからは、ある程度の貯金等が存在すると仮定して、『資産運用法』について解説していきます。

株式投資

1つは株式投資です。投資信託などのように、毎月決まった銘柄を決まった量購入していくものです。投資信託と株式投資の違いは、銘柄選定も運用も自身で行うという点にあります。

毎月自動で購入していくことになりますので、セミリタイア時にある程度の資金が必要です。株価は変動しますので、高い価格で購入することもあれば低い価格で購入することもありますが、購入を続けていくと配当所得を得られるようになり、ある程度の収入が毎月得られるようになります。

ただ、株式を購入した価格が平均化されるので、株価によっては大きな利益を見込むことができない点では難点とも言えますが、配当という安定的なストック収入を得られる点ではセミリタイアにおすすめな方法と言えるでしょう。投資金額によっては月に20万円前後の配当金収入を得ることもできるようです。

債券投資

続いての方法は債券投資です。債券とは国や企業などが資金を集めることを目的として、発行する有価証券のことです。つまり、国債とは国が発行している債券ということで、債券投資とは個人向け国債を購入するということをさします。

債券投資のメリットは、国が破綻しない限り元本割れが発生しないという点です。一般的な貯金と比較すると金利が高いので、リスクを抑えつつ資産運用を行うことができます。

不動産

最後は不動産です。不労所得の最もメジャーな方法といっても過言ではないのではないでしょうか。不動産はいわゆる、マンションや土地などを購入し、それらを利用者に貸すことで賃料として収入を得るものになります。

M&A等でセミリタイアをし、多額の売却益を得た場合は、その売却益でマンション等を購入し不動産による資産運用を開始する方もいらっしゃるようです。株式投資や債券投資と違って、世の中の現状に振り回されにくいという点では安定的に収益を得る方法であると言えるでしょう。

しかしながら、物件を購入する場所的問題や、ニーズ等を明確にしていなければ、肝心の利用者が出てこない可能性もあるので、購入の際は専門家への相談が必要です。

株主優待で生活する桐谷さんに学ぶ資産運用

セミリタイアをするということは、先ほどにも申し上げた通り、働いている企業等から安定した収入がえられなくなるということです。ゆえに、資産形成や資産運用を自身で行っていく必要が出てきます。

そんな、資産運用や資産形成において多くの人々に知られているのが、『月曜から夜更かし』でも特集が組まれている、投資家の桐谷広人さんでしょう。

 

ここからは、桐谷さんに学ぶ、株式投資を活用したセミリタイア後の資産運用方法について解説していきます。

資産運用における株式投資

資産運用における株式投資は、いまだ『株』と聞いただけで『素人が行うと大損する』ですとか、『そもそも手をつけるのが怖い』と思われる方も多いものです。

実際、FXなど簡単にスマホでできる株式投資のようなものに関しては、1日で何百万何千万とお金を流してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、株はやりようによっては危険性のあるものですが、桐谷さんは目の付け所によっては『株式投資の危険性はゼロである』と言います。

株主優待での生活は危険度ゼロ?

その目の付け所とは、言わずもがな『株主優待』です。なぜなら優待に力を入れている企業に関しては、比較的株価が安定しているからであると言います。価格変動の少ない株を安い価格で小単位で買い込み、株主優待をゲットすることができるのです。

安全な企業の選び方

安全な株の選び方のポイントとしては、下記の3つです。

①株主優待に力を入れている企業

②価格変動の少ない企業

③総合利回り4%以上

①、②に関しては先述に申し上げた通りで、③に関しては、配当と優待を合わせた『総合利回り4%以上』を目安にすることで、安定した配当金収入を得ることができると言います。

株価低迷時が買い時

とはいえ、世の中の状態によっては通常よりも高い配当金が見込めない可能性もあります。例えば、新型コロナウイルスの影響で、株価が低迷傾向にあるときなどです。

しかし、そういった時こそ買い時であるといいます。というのも、株式への投資は『安く買って、高く売る』というのが定石とされているためです。

実際に日経新聞が2020年4月から5月に行った調査では、2020年から投資を始めた人は3777人で、回答者全体の10.8%に上ることとなりました。これは、新型コロナウイルスの影響で、株価が暴落したことと、資産形成に興味を持った方が増えたことが要因として考えられるでしょう。年代では30代が35%で最も多く、40代は26.8%と、仕事の合間や仕事をリタイアして投資デビューをする人が増えたとして裏付けることができるでしょう。なお、男女比は7:3です。

証券口座を開いた理由も、『自分で老後資金を確保したい』、『投資で設けたい』がそれぞれ50%を越える結果となりました。

一極集中はリスクに繋がる可能性も

ただし、いくら良い株でも一極集中では持っている株が下落したときにリスクが高まりますので、色々な銘柄を少しづつ持っておくことが良いのだそうです。

これがいわゆる、投資をおすすめしているサイト等でもしばしばいわれる『分散』というものになります。

優待株へ積極的に投資を

桐谷広人さんは、株主優待での生活を始める前はプロの将棋棋士として活動をしていた方でした。現役で活動をしていたころから、徐々に株式投資をはじめ、様々な失敗を繰り返しながら現状の生活にたどり着いています。

株主優待への積極的な投資を始める前までは、リスキーな信用取引を行っており、株価の値下がりによって毎日200万から300万のお金を水に流していた時期もあったそうです。現金がない中で、困ったとき株の中に優待のつくものがあり、まさにそれが、優待で送られてきた米やレトルト食品、優待で買った服を着る生活を始めるきっかけとなりました。

今では桐谷さんは生活において全く現金を使っていません。むしろ優待だけで生活に必要な衣食をまかなっています。そのため、投資にいくらお金をかけても、原資は目減りしないどころか、増え続けているのだと言います。

株主優待はセミリタイア後の新しい経験にもつながる

値上がり益を狙っていたころの生活が、結果的に現状の生活の基盤となり、安定した株主生活を送っている桐谷さん。優待株に積極的に投資をするようになってから、何倍も世界が広がったのだそうです。

通常通りに生活していれば行くことのなかった豪華エステや、新しい町にも優待があるので足を運ぶようになりました。株主優待に力を入れている方同士の交流も増えました。だからこそ、優待株への株式投資を特に定年後の男性やセミリタイア後の方におすすめすると話します。

セミリタイアをすると、これまでのせわしい生活とは一変し、何もする必要のない日々が続きます。リタイアをする前まで経営者として働いていた方は特に、一気に人とのつながりが希薄になってしまう可能性もあるでしょう。

第二の人生を楽しもうと思っていた矢先、そのような生活の『ギャップ』から、やはり定年まで働こうと、仕事に戻る方も少なくありません。要は、セミリタイアをすることで、貯金等はあってもその後のプロセスが明確でなければ、さみしさや喪失感に耐えられなくなってしまうという方が多いということです。

そんな方々でも、桐谷さんのように優待株に株式投資をしていけば、資産運用と新しい朝鮮や経験を合わせて行うことができます。更には、新しいつながりも得られることでしょう。

まとめ

本記事では、『セミリタイア』に注目し、投資家の桐谷広人さんの例をご紹介しながらセミリタイア後の資産運用方法について解説いたしました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、投資に興味を持った方や、自身で生活資金をまかなわなければと危機感を覚えた方は少なくないでしょう。セミリタイアを検討している方も増えたかもしれません。

セミリタイアを行う際は、資産運用法や、その後の生活スタイルなどの計画をしっかりと立てて、結果的にセミリタイアにも資産運用にも失敗してしまったということがないようにしましょう。

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