WebサイトのM&Aが今アツい!フリーランス必見のメリットとは?

最近ではフリーランスのライターなども増えてきており、Webに関わる仕事が一層注目を浴びています。そうしたなか、Webサイトを売買する「M&A」も活発化してきているのです。
現在個人ブログで発信をしている方や、企業から突発的な案件をもらって働いているフリーランスの方でも、Webサイトを買収することで高収益化を実現することができるかもしれません。
本記事では、WebサイトのM&Aについて概要をまとめるとともに、注目の売り手案件をご紹介していきます。
目次
WebサイトのM&Aとは?
WebサイトのM&Aとは、その名の通りWebサイトを第三者に売ったり、第三者から買ったりする売買行動のことです。
売り手側ではアクセス数が伸びていなかったサイトを手放すきっかけになったり、買い手側ではすでにあるサイトを購入できるなどのメリットがあります。
まずは、概要から確認していきましょう。
譲渡の範囲
WebサイトのM&Aで譲渡の範囲となるものは主に以下の通りです。
①サイトドメイン
②記事コンテンツ
③サイト管理システム(WordPressなど)
④運営マニュアル
その他、Webサイトに紐づくインスタグラムやTwitterなどのアカウントがあればそれらも譲受の対象となる可能性があります。ただし、各SNSのフォロワー数や、主益化の度合いによっては、価額が高額になる可能性もありますので注意しましょう。
売却・買収相場
WebサイトのM&Aではサイト自体のPV数やSS数、収益化具合や、その他成長性などを考慮して決定されます。そのため、相場をいうのならば大体30万円から1000万円以上と幅があると言えるでしょう。
ただ、安かろう悪かろうではなく、「他事業に専念するため」や「選択と集中」といった理由で売却しているサイトも多くありますので、買収をする方は直近の収益化を望まない場合は今後の成長性を見て購入判断をすると良いでしょう。
WebサイトM&Aのメリット
WebサイトM&Aのメリットは、売却側は他事業に集中できる、売却益を得ることができる、という点です。一方、買収側は、安価に購入しても自身のスキルやネットワーク、SEO知識などでいくらでも収益化が期待できるという点がメリットであると言えるでしょう。
売却案件によっては、10万円から50万円程度で購入できるものもあり、サラリーマンでも十分に手の届く価格です。副業にチャレンジしたい方、練習程度にやってみたい方なども気軽にM&Aを行えるのが、”Webサイト”というジャンルの魅力です。
M&Aで人気なWebサイトのジャンル
M&Aで人気なWebサイトのジャンルは以下の通りです。
・比較情報メディア
・マッチングサイト
・アフィリエイトサイト
・ECサイト
その中でも、美容系や各種口コミサイト、家具家電の比較などが人気であるといえるでしょう。
高額取引されるサイトの傾向
また、公式SNSを運用している売却案件はフォロワー数によって高額で取引される可能性もあります。
特に、YouTubeやインスタグラムなど、収益モデルが確立されているSNSメディアのフォロワー数が多いもの、再生回数が多いものは人気です。
その他、ECサイトなど、初期制作コストや運営コストが必要になるものや、ある程度の会員数を持つサイトも高額取引される傾向にあります。何故ならそれは、買収側からすれば、サイトを買うと同時に、会員登録をしている利用者のリストが手に入る上に、初期コストを抑えてWebサイトの運用を開始することができるからです。
つまり、サイトとして名が通っており、かつ収益化のモデルが確立されている売却案件が高額取引される傾向にあると言えるでしょう。
フリーランスはWebサイト買収で高収益化も!?
現在多様な働き方が推進されていることもあり、企業などに勤めるにフリーランスとして活動しているWebライターやデザイナ―などは多くいらっしゃいます。特に、Webライターはブログの作成などで個人で発信をしている方も多いでしょう。
しかし、働き方的には企業に勤めるよりも自由で、自分の時間も取れるフリーランスですが、収益が安定しないケースも少なくないのではないでしょうか。文字単価が上がらない、案件がストップしてしまった、ということもゼロではありません。
そのようなフリーランスライターでも、ある程度確立されたWebサイトをM&Aで購入することで短期間で収益化を実現することもできるかもしれないのです。
確かに、コンテンツの質はSEO知識やアナリティクス・サーチコンソール等がどのくらい活用できるのかという部分に左右されてくるかもしれません。しかし、すでに収益化が実現しているサイトでは、ある程度固定ユーザーがついている可能性もありますので、あまりにも見るに堪えないコンテンツをあげない限りは、一定期間の収益は確保できるのではないでしょうか。
ただ、コンテンツの方向性や質の変化に気が付いたユーザーが少しずつ離れていく可能性もありますので注意が必要です。
WebサイトをM&Aで購入するときの注意点
M&Aでは、大小規模関わらず、いくつもの契約書を取り交わしたり、第三者に支援を依頼しながら進めていくのが一般的です。しかし、それでもM&Aに失敗したり、後々トラブルに発展するケースも少なくありません。
そこで、ここからはWebサイトをM&Aで購入する「買収側」が気を付けておきたい注意点について解説します。
サイトの実績を月ごとに出してもらう
Webサイトは市場のトレンドに左右されるところが大きく、1つのコンテンツで多くのアクセスを集める場合もあります。そしてそのトレンドが過ぎてしまえば、ひとたび元のアクセス数にすぐに戻ってしまうということも少なくないのです。
そのため、WebサイトをM&Aで購入するときには、必ず月ごとのアクセス数の実績を1年から3年分ほど出してもらう必要があると言えるでしょう。直近1ヶ月程度ではサイトのアクセス状況はほぼ分かりません。
ドメインの移管は管理会社へ
ドメインとは、いわゆるWebサイトの住所をさすものですが、これは基本的にドメイン管理会社によって管理されています。そのため、譲渡側の企業は管理会社に移管申請を提出し、手続きをしなければなりません。
著作権の所在
M&Aの条件によっては、現状Webサイト上に公開されている記事コンテンツなども譲渡対象となる可能性があります。しかし、そのコンテンツが外注コンテンツである場合、コンテンツ上の写真や記事自体、サイト内で使用しているシステムの所有権が必ずしもサイトの所有者であるとは限りません。
契約内容によっては、コンテンツを作成した人に著作権がある場合も考えられるのです。そのため外注したコンテンツがある場合はサイトの売却ができませんので、権利の所在を確認してからM&Aを進めるようにしましょう。
運営ノウハウの移管ができる案件が◎
数あるWebサイトのM&A案件の中でも、運営ノウハウの共有までが売却条件となっているものもあります。
運営ノウハウを数十日、数か月かけて行うことにより、コンテンツやサイト自体が目指す方向性をぶらすことなく続けていくことができるので、譲受側はそのような案件を選択するのがおすすめです。
逆に譲渡側はこのノウハウ共有も、無形資産として売却価額に上乗せできる可能性もありますので、M&Aアドバイザーと話し合いながら条件を決めていってみてください。
Webサイトの売り手案件ご紹介
では、最後にDX承継くんに登録されているWebサイトの売り手案件を5件ご紹介します。Webサイトの購入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
加熱式たばこのアフィリエイトサイト
売却希望価額:130万円
売上:平均60,000円
その他:YouTubeチャンネルセット、運営ノウハウ共有、サポート
https://dx-shoukun.jp/buy/detail/c171262
占い師口コミポータルサイト
売却希望価額:33万円
売上:その他:独自開発管理システムを譲渡
https://dx-shoukun.jp/buy/detail/c156920
全国整骨院情報ポータルサイト
売却希望価額:10万円
売上:アフィリエイト収入が主
その他:Wordpress管理画面
https://dx-shoukun.jp/buy/detail/c139323
ネットスーパーの一括検索サイト
売却希望価額:110万円
売上:45,000円
その他:地域キーワード 獲得済み
https://dx-shoukun.jp/buy/detail/c139305
ママ向け子供ファッション情報メディア
売却希望価額:500万円
売上:24万円
その他:現在2000記事公開中、Wordpress
https://dx-shoukun.jp/buy/detail/c138996
まとめ
本記事では、WebサイトのM&Aについてメリットや注意点、注目の売却案件などをまとめました。
Webサイトは若年層のサラリーマンでも手が届きやすく、上手くいけば独立も期待できます。しかし、売り手案件をしっかりと見定めなければ、著作権の面や、公開されている情報が正確ではない可能性もありますので注意が必要です。
M&Aは規模の大小関わらず、必ずM&Aアドバイザーに依頼して支援を受けながら交渉を進めていくようにしましょう。
DX承継くんでは売り手と買い手のマッチングや、アドバイザー選びの支援などをさせていただいています。WebサイトのM&Aに興味のある方は是非お問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。